- オートミールを使ったバゲットが焼きたい
- 子供の朝ごはんに食べやすくて栄養価の高いものを与えたい
オートミールは栄養価がとても高く、カロリーも低いため近年注目されている食材です。
腸内環境を整える食物繊維は、100gあたり7.52gです。なんと玄米の約3倍、白米の約22倍も多く含まれています。
貧血の予防や改善に欠かせない鉄分は、玄米の約2倍で100gあたり約6㎎含まれています。
一日に必要な鉄分の量は、20代女性であれば10.5㎎、男性では7㎎。つまり、不足しがちな鉄分を一日たった約200gのオートミールで摂取することができるのです。
その他にも、カルシウムやビタミンB1など、オートミールは美容と健康に欠かせない様々な栄養素を豊富に含んでいます。
引用元：Vegewel HP｜低カロリーで栄養素たっぷり！オートミールの効果と食べ方【レシピ付き】
というわけで、この記事ではオートミールを30％添加したオートミールバゲットの焼き方をご紹介します！
完成品
味は常の100％準強力粉と比べるとオートミールを添加することで香ばしさが増しますがクラムの柔らかさは同程度です。
材料
- 準強力粉・・・140g（210g）
- オートミール・・・60g（90g）
- ドライイースト・・・2g(3g)
- ぬるま湯・・・140g(210g)
- ゲランドの塩・・・3g(4.5g)
- モルト・・・1g(1.5g)
- ぬるま湯は40℃くらいがベストです。
- モルトは粉に配合されているなら追加で入れる必要はありません。
- 準強力粉はラ・トラディション・フランセーズを使用しています。
- オートミールは有機栽培のものを使用しています。
使用器具
- ホームベーカリー
- スケール
- スプーンスケール
- ガラスボウル
- シャワーキャップ
- パンマット
- 作業用シリコンマット
- スケッパー
- クッキングシート
- まな板
- 平天板
- フードプロセッサー
- ホームベーカリーは生地を捏ねるためだけに使用します。
- スプーンスケールは小数第1位まで秤量するために使用しています。
- 成形後はまな板の上で二次発酵を取るとオーブンへの移動が簡単です。
- ラップではなくシャワーキャップを用いると繰り返し使えて経済的です。
- パンマットはA4サイズぐらいが扱いやすくておすすめです。
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オートミールバゲットの作り方
ステップⅠ：生地精製から1次発酵まで
①オートミールをフードプロセッサー（ミキサー）で粉砕して粉状にする
②粉砕したオートミールと準強力粉とぬるま湯をホームベーカリーの容器に入れてパン生地モードをスタート
③全体的に粉感がなくなったら混ぜながらドライイーストを加える
④ドライイースト添加後10分間捏ね続けたらパン捏ねを中断して生地を容器ごとホームベーカリーから取り出し10分間静置する
尚、（我が家の）ホームベーカリーは取り消しボタンを長押しすると止めることができます。
⑤10分経過したら再度ホームベーカリーに生地セットしてパン生地モードをスタートし、塩を少量ずつ加えて10分以上捏ねる
⑥10分以上捏ね続けたら生地を取り出し１度だけパンチを入れる
生地を触る時は手を水で濡らしておくと生地が手に付着しにくくなります。
⑥容器を軽く水で濡らして生地を入れ、ラップをして冷蔵庫で1晩寝かす
ステップⅡ：成形から二次発酵まで
①冷蔵庫から生地を取り出して1時間程度静置して常温に戻す
常温に戻った状態の生地です。いい感じに発酵が進んでいます。
私はこのシリコンマットで生地の分割、成型を行っています。生地がくっつきにくい素材のため大変助かってます。
②作業マットと生地の表面に打ち粉をする
③作業マットの上で生地を正方形に広げる
③生地を三つ折りにする
④両サイドを引っ張りながらマットにトントントンと打ちつけて生地を伸ばす
⑤良い感じの長さに伸びたら生地を２つ折りにして継ぎ目を閉じる
⑥作業マットの上で数回コロコロ転がしまな板の上にクッキングシートを敷いてそこに生地を移す
⑦その状態で二次発酵を40分間とる
パンマットは大きすぎると扱いにくいので、ある程度小さめがおすすめです。
ステップⅢ：焼成
①二次発酵開始後20分が経過したらオーブンに天板を2枚セットして予熱あり250℃でスタートする
上部の天板はパンを乗せるためのオーダーメイド天板、下部の天板は熱湯を注ぐ用の底が深い天板です。
②予熱完了の1分前に生地の表面にクープを入れる
③クープの溝にオリーブオイルを垂らす
④予熱が完了したら上部の天板に生地をオーブンに速やかに投入して、下部の天板に熱湯を150cc程度注いで扉を閉めてオーブンを15分でスタート
⑤15分経過したらお湯の入った天板を除去して、焼きムラをなくすために天板の向きを入れ替えて今度は予熱なし200℃で10分加熱
オーブン内の様子を見て、適宜加熱時間は調節してください。
これで完成です！
まとめ：オートミールを添加しても問題なく焼き上がります！
今回は全体の分量に対してオートミールを３０％の割合で添加しましたが、全く問題なく焼き上がりました。
お米をなかなか食べてくれない子供でもパンなら食べてくれることも多いと思います。
オートミールを添加することで食物繊維、栄養素がたくさん含まれた栄養満点のパンになるのでぜひ一度チャレンジしてみて下さいね！
もしバゲットがうまく焼けなかった、手順の意味がわからなかった、などの疑問があればこちらの記事で詳細をご説明していますので一度ご覧になって下さい。
バゲット以外にもオートミールを使ったパンのレシピを多数紹介しています。他のレシピもぜひお試しください！
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というわけで今回は以上です。
最後までご覧いただきありがとうございました。
それでは！！
