子供のミルクを飲む量が増えると哺乳瓶の消毒回数が増えて非常に手間ではありませんか?
この記事では、哺乳瓶の4つの消毒方法のメリット・デメリットを解説してライフスタイル・シチュエーション別のおすすめ消毒方法を紹介します。
消毒方法 | メリット | デメリット |
電子レンジ | 早い | レンジ内が水浸しになる |
薬液 | ラク | 薬液の臭い・ランコス高い |
煮沸 | 安い | 湯を沸かすのが手間 |
紫外線 | ラク | 初期費用が高い |
紫外線による哺乳瓶の消毒方法は2022年から普及し出した最新の方法です。
この方法の詳細が気になる方はこちらから説明場所へジャンプしてください!
電子レンジで哺乳瓶を消毒する方法

専用容器に哺乳瓶をセットしてお水を入れて電子レンジのスタートボタンを押すだけのお手軽な消毒方法です。
- コンビ 除菌じょ~ずα
- ピジョン 電子レンジスチーム&薬液消毒ケース そのまま保管
メリット
- 薬液が不要
- 短時間で消毒が完了する
- 出先(旅行など)でも消毒ができる
薬液が不要
薬液消毒は24時間毎に薬液を交換するためコストと手間がかかります。
また、消毒後に哺乳瓶に残る薬品の臭いがかなり気になります。
電子レンジでは薬液を使用しないためこれらのデメリットがありません。
短時間で消毒が完了する
電子レンジ消毒は600Wで5分間加熱すれば哺乳瓶の消毒が完了します。
そのため、急いでいる場合でもすぐに哺乳瓶を消毒して調乳できます。
出先(旅行など)でも消毒ができる
出先で電子レンジが使えるなら専用容器を持参するだけでどこでも哺乳瓶の消毒が可能です。
そのため、出先に電子レンジがあることを確認すれば哺乳瓶の消毒問題が解決します。
デメリット
- 電子レンジが水蒸気で水浸しになる
- 哺乳瓶にレンジ内の臭いが移る
- 消毒後にフタを閉めたままだと乾燥しづらい
電子レンジが水蒸気で水浸しになる
電子レンジ消毒はレンジの加熱で発生した水蒸気で消毒を行うため、消毒後は電子レンジ内が水蒸気で水浸しになります。
水滴を放置するとトラブルの原因になるため消毒完了後は必ず庫内の水滴を拭き取る必要があります。
哺乳瓶にレンジ内の臭いが移る
電子レンジに食品の臭いが移ることはよくあることですが、電子レンジ加熱により電子レンジの臭いが哺乳瓶に移ることがあります。
赤ちゃんによっては移った臭いを嫌がってミルクの飲みが悪くなることがあるため、消毒前にはレンジ内の臭いをチェックしましょう。
消毒後にフタを閉めたままだと乾燥しづらい
電子レンジ消毒の容器は哺乳瓶の保管容器も兼ねるため、無駄なスペースを取りません。
但し、消毒が終わった後はフタを開けておかないと中に残った水滴が乾燥し切らないためフタをしたまま即収納というわけにはいきません。
容器にフタをして収納する前には必ず中の哺乳瓶に水滴が残っていないことを確認してください。
薬液で哺乳瓶を消毒する方法

赤ちゃんが口にしても害がない薬品に哺乳瓶をつけ置きして消毒する方法です。
水道水に薬液を加えたものに哺乳瓶を浸けるだけなので非常に手軽に消毒できます。
- ミルトン
メリット
- 手間がかからない
- 熱に弱いおもちゃも消毒できる
- 薬液中に保管できるため次の使用まで清潔を維持できる
手間がかからない
準備するものは水道水が入った容器と薬剤だけ。
容器に薬剤を入れるとすぐに溶けるため調整に時間を要することがありません。
また、消毒方法は薬液に哺乳瓶を浸けるだけ、消毒後は薬液が付いた状態でもそのまま使用できるため消毒の手間が全くかかりません。
熱に弱いおもちゃも消毒できる
煮沸消毒や電子レンジ消毒は熱に弱いプラスチックなどのおもちゃの消毒はできません。
一方、薬液消毒や消毒中に加熱処理が不要なため熱に弱いプラスチックのおもちゃなども安心して消毒できます。
薬液中に保管できるため次の使用まで清潔を維持できる
よく消毒後の哺乳瓶の補完について問題になることがあります。
せっかく消毒しても保管中に病原菌に汚染されては消毒した意味がありません。
そのため、消毒後は病原菌による汚染が起こらない清潔環境で保管する必要があります。
その点、薬液消毒は薬液内で哺乳瓶を保管できるため次に使用するまでに病原菌で汚染される心配がありません。
デメリット
- 薬液は24時間ごとに交換が必要
- 消毒に時間を要する
- 薬液とミルクが混ざると強烈な塩素臭を発する
- 濃度調整を誤ると期待される効果が得られない
薬液は24時間ごとに交換が必要
薬液の効力が100%発揮されるのは調整後24時間です。
24時間を過ぎると時間の経過とともに消毒成分が分解され効力が低下します。
消毒に時間を要する
消毒液が効果を発揮するためには、微生物とある程度の接触時間が必要です。

薬液とミルクが混ざると強烈な塩素臭を発する
薬液自体や消毒が終わった後の哺乳瓶からは思っているほど塩素はしません。
ほんのり塩素臭がするかな?程度ですが、薬液が付着した哺乳瓶で調乳すると強烈な臭いが放たれます。
濃度調整を誤ると期待される効果が得られない
ミルトンは希釈液濃度が0.1%になるように希釈して使用します。
濃度が濃い場合
- 材質の劣化を早める(金属腐食、ゴム・プラスチックの劣化)
- 塩素ガスの発生量が増し、呼吸器などの粘膜刺激性が強くなる
濃度が薄い場合
- 十分な消毒効果が得られない
ミルトンを使用するなら計算が簡単な錠剤タイプ(Milton CP)の使用をおすすめします。
煮沸で哺乳瓶を消毒する方法

鍋に熱湯を沸かして哺乳瓶を消毒する昔ながらの方法です。
メリット
- 薬液が不要
- お湯が沸かせるならどこでも消毒できる
- 低コスト
薬液が不要
電子レンジと同様で薬液のデメリットがありません。
お湯が沸かせるならどこでも消毒できる
特別な器具が不要で自宅にあるものですぐに消毒が開始できます。
低コスト
4つの消毒方法の中で最もコストがかかりません。
デメリット
- 消毒の度にお湯を沸かす手間がかかる
- 消毒開始から終了まで時間が拘束される
- 熱に弱いおもちゃなどは消毒できない
消毒の度にお湯を沸かす手間がかかる
哺乳瓶を消毒するためには1.5~2リットル程度のお湯を沸かす必要があります。
消毒の度にお湯を沸かすことは非常に面倒なため、煮沸消毒をするなら数本をまとめて消毒することになると思います。
消毒開始から終了まで時間が拘束される
1.5~2リットルの水道水をガス火で沸騰させるためには10分程度の時間がかかります。
また、最低でも5分間は熱湯につけておく必要があるため消毒を始めてから完了するまで地味に時間がかかります。
薬液の消毒時間が1時間のためそこまで長く感じないかもしれませんが、薬液消毒との大きな違いは消毒が完了するまでその場を離れられないという点です。
熱に弱いおもちゃなどは消毒できない
耐熱温度が100℃以下のものは材質が劣化するため煮沸消毒はできません。
紫外線で哺乳瓶を消毒する方法

画像引用元:乳幼児の健康を感染から守る 深紫外UVC-LED搭載の紫外線LED殺菌ボックスを12月中旬から発売|PRTIMES
紫外線(UV-C)を照射して消毒する新しい消毒方法として注目を集めています。
メリット
- 消毒の開始〜終了までが4つの方法の中で最速
- 紫外線照射装置と電源があれば消毒が完了する
- 消毒以外にも消臭・乾燥・清潔保存の機能がある
消毒開始から終了までが4つの方法の中で最速
哺乳瓶を洗浄した後、濡れたまま装置に入れてスタートを押すだけで消毒が開始されます。
消毒時間はたったの180秒で完了するため、予備の哺乳瓶を大量に揃える必要がなくなります。
紫外線照射装置と電源があれば消毒が完了する
消毒に必要なものは紫外線照射装置の本体と電源コンセントのみ。
お湯を沸かす必要がなく、電子レンジ・薬液も使う必要がないため準備不要ですぐに消毒を開始できます。
消毒以外にも消臭・乾燥・清潔保存の機能がある
消毒が終了した後、自動的に乾燥モードに移行して哺乳瓶の水滴を乾かしてくれます。
乾燥が終了するとそのまま無菌保管モードに切り替わり、次に使用する時まで哺乳瓶の清潔をキープできます。
さらに、温度制御機能を有しており消毒・乾燥が終わった後の哺乳瓶などを温かい状態に保ってくれるため赤ちゃんが冷たくてびっくりすることも無くなります。
その上、消臭機能も実装されており唾液が付着して嫌な臭いがするぬいぐるみの臭いも取り除いてくれます。
デメリット
- 装置を置く場所が限られる
- 消毒効果を十分に得るにはお手入れが必須
- 導入コストが高い
装置を置く場所が限られる
装置を動かすためには電源が必要なため設置場所にはコンセントがあることが必須条件です。
また、濡れた哺乳瓶を消毒して乾燥までかけると水分が装置の底面から流れ出てくるためキッチン付近に設置する方が運用しやすいです。
つまり、キッチン周辺でコンセントから近い場所に設置する必要があるため置き場所が限られます。
とはいえ、装置の重量は1.95kgと非常に軽いため出し入れすることに不便さは感じません。
普段は棚の上段に置いておき使用する際に下ろしてもこれまでの手間を考えると全く苦になりません。
消毒効果を十分に得るにはお手入れが必須
UVCの増幅効果を狙って装置内部は全面鏡張りになっています。
鏡に当たって跳ね返ることで全体的にUVCが行き届くように設計されています。
この鏡ですが、濡れた哺乳瓶を消毒・乾燥することで水垢が付着しやすいです。
そのため、汚れが付着したら適宜清掃する必要があります。
導入コストが高い
59Sの紫外線LED殺菌ボックスは定価25,300円と他の消毒方法と比べると導入コストが大きいです。
くれぐれも価格が安いだけで、性能・安全性が保証されていない完成度の低い製品にはお気をつけください。
59Sの紫外線LED殺菌ボックスについてもう少し詳しく知りたい方は下記の記事を読んでみてください。

哺乳瓶の4つの消毒方法のコストを比較

1回コスト | 1日2回想定 | 1年間コスト | 初期費用 | |
電子レンジ | 1.4円 | 2.8円 | 1,022円 | 2,000円 |
薬液 | 33.3円 | 66.6円 | 24,309円 | 2,000円 |
煮沸 | 0.8円 | 1.6円 | 584円 | 0円 |
紫外線 | 0.04円 | 0.08円 | 29.2円 | 25,300円 |
- 電子レンジ:600Wで5分間加熱することを想定。
- 薬液:60錠で2000円の製品を1錠/日使用することを想定。
- 煮沸:プロパンガス20m3/月利用・10分間使用で計算
- 紫外線:18V x 1.5A=27W・180秒間で計算
哺乳瓶の消毒方法を目的別に紹介
哺乳瓶の消毒方法を目的別に紹介します。
とにかくコストを抑えたいなら【煮沸消毒】
手間は惜しまないけどとにかくコストを抑えたいなら煮沸消毒の一択です。
1回あたりの消毒費用が約0.8円で年間584円。
初期費用も不要なので他の3つの方法より圧倒的にコストメリットが出せます。
コストを抑えるためにマンパワーで頑張る人におすすめ!
とにかく手間をかけたくないなら【紫外線消毒】
哺乳瓶の消毒ストレスから解放されたいなら紫外線消毒が最適。
飲み終わった後の哺乳瓶は洗剤で洗って専用容器に放り込んでスイッチを押す。
これだけで消毒・乾燥・保管が完了します。
夜中のミルクの後でも手間をかけずササっと消毒を終わらせたい人におすすめ!
ある程度コストを抑えつつある程度ラクしたいなら【電子レンジ消毒】
煮沸消毒よりもコストがかかるけど、薬液・紫外線消毒よりはコストを抑えた。
薬液・紫外線消毒よりも手間がかかるけど、煮沸消毒よりはラクをしたい。
電子レンジ消毒はこんな人におすすめの消毒方法です。
購入する容器によっては容器内へ水を入れる作業が難しかったりするので、製品購入前には口コミの確認を忘れないでください!
多少手間がかかってもいいから消毒を早く終わらせたい、コストも抑えたい人におすすめ!
出先でも哺乳瓶を消毒したいなら【電子レンジ・紫外線消毒】
旅行先や帰省先でも哺乳瓶の消毒がしたいなら電子レンジ消毒・紫外線消毒がおすすめです。
電子レンジ消毒は出先に電子レンジが置いてあるなら専用容器を持参するだけで消毒できます。
紫外線消毒は出先にコンセントがあれば消毒できるため電子レンジよりお手軽さがアップします。
小さい赤ちゃんがいるけど、お出かけを楽しみたい人におすすめ!
【忘れてはいけない】哺乳瓶以外に消毒すべき2つのこと
調乳に70℃以上のお湯を使って、しっかり消毒した哺乳瓶を使ってもパパ・ママの手指や軽量スプーンが汚染されていては消毒した意味がありません。
- ミルクの調乳前は綺麗に手指を洗って消毒する
- 粉ミルクの軽量スプーンは使用毎に消毒する
哺乳瓶の消毒と合わせて上記2点を徹底して赤ちゃんへのリスクを最小限に抑えましょう。
粉ミルクの計量スプーンの材質は『ポリプロピレン製』のことが多く、120℃までの耐性があります。煮沸消毒・電子レンジ消毒・薬液消毒・紫外線消毒の全ての消毒に適応しています。
参考URL:meiji|粉ミルクのスプーンの消毒の方法
哺乳瓶の消毒どうしてる?4つやり方と最新のおすすめ方法を解説のまとめ
哺乳瓶の4つの消毒方法と最新のおすすめ方法をまとめます。
- 電子レンジ消毒
- 薬液不要・時短・出先OK
- レンジが水浸し・哺乳瓶に臭いが移る・乾燥にひと手間
- 消毒1回あたり約1.4円
- 薬液消毒
- 手間要らず・おもちゃOK・清潔キープ
- ランコス高・消毒長い・薬液の残臭・濃度調整に注意
- 消毒1回あたり約33.3円
- 煮沸消毒
- 薬液不要・湯が沸かせればどこでもOK・低コスト
- 湯を沸かす手間・時間が拘束・おもちゃNG
- 消毒1回あたり約0.8円
- 紫外線消毒
- 消毒時間が最速・電源があれば消毒可能・消臭乾燥保管機能付き
- 置き場所が限定される・内部が水垢で汚れやすい・導入コストが高い
- 消毒1回あたり約0.04円
筆者のおすすめは圧倒的に紫外線消毒です。
他の3法に比べて哺乳瓶の消毒にかかる手間が圧倒的に少ないです。
紫外線消毒を適切・安全に行うためには条件設定が難しいですが、この点は完成度の高い製品を使用することで解決できます。
導入コストが他法より高いことが難点ですが、消毒の手間がなくなるなら十分投資する価値があります。