- せっかくメルシーポットを購入したのにうまく鼻水が吸引できない
- 吸引直後なのに鼻水がズルズルいってて取り残しがある
- 夜中に咳き込んで苦しそうな我が子を少しでも楽にしてあげたい
本記事のまとめ
子供が夜に咳き込んでしまう場合は、粘り気が強い鼻水が喉に垂れ込んでいる可能性があります。
- そんな時はメルシーポットを使って鼻水を根こそぎ吸引することが有効です。
- 根こそぎ吸引するための裏技は以下の4つです。
- 背後から羽交い締め、頭部はやや後屈させる
- ノズルを鼻の中に入れ吸引しながら吸引口の角度(向き)を360°回転させる
- 鼻粘膜が腫れて閉塞しているなら鼻を横に広げて空気の通り道を作る
- チューブを直接摘んで吸引力をアップさせる
メルシーポットで鼻水を吸引したのにあまり吸えない、吸引直後なのにズルズル鼻水が残っている。
こんな経験はありませんか?
それは奥の粘っこい鼻水が吸引しきれていない証拠です。
本記事ではカテーテルなど特殊な器具を使用せず正攻法で奥に潜む粘っこい鼻水を根こそぎ吸引する裏技を4つご紹介します。
夜中に鼻水が垂れ込んで咳き込む子供を救えるのは親だけです。
本記事の裏技を使って根こそぎ鼻水を吸引して安眠させてあげましょう。
そもそも鼻水吸引なんて意味あるの?という疑問をお持ちの方はこちらの記事で鼻水吸引の効果を確認してみて下さい!
子供が夜中に咳き込む理由
日中鼻水が垂れていて夜中に痰が絡んで何度も咳き込むのであれば、原因は「後鼻漏」です。
裏技①背後から羽交い締め、頭はやや後屈で吸引する
鼻水吸引は子供にとって嫌なことです。簡単には吸引させてくれないためどうしても押さえつける必要があります。
この時、子供を横に寝かせた状態で吸引していると重力の影響で奥の鼻水を最後まで吸引することができません。
おすすめの押さえ方は背後から羽交い締めにする方法です。
- 子供の背後にまわり、子供の頭を親の胸〜お腹にもたれさせます。
- もたれさせた状態で親の両足で子供の手足を制します。
- 子供の頭をやや後屈させながら吸引ノズルを挿入して鼻水を吸引します。
裏技②ノズルを鼻の中に入れ吸引しながら吸引口の角度(向き)を360°回転させる
鼻水の吸引はその時々で最適な吸引位置が異なります。
単純にノズルを挿入すれば鼻水が吸引できる訳ではありません。
鼻の中にノズルを入れたら吸引できるポイントを探るためにノズルを360°回転させます。
回転している途中で鼻水が吸引できるポイントに当たれば角度を固定して吸引し切りましょう。
裏技③鼻粘膜が腫れて閉塞しているなら鼻を横に広げて空気の通り道を作る
正常な状態でも赤ちゃんの鼻の中の通り道は非常に細いです。
そんな赤ちゃんがアレルギー反応などで鼻の粘膜(下鼻甲介)を腫らしてしまうと下図のように空気の通り道が完全に閉塞してしまうことがあります。
画像引用元:細田皮膚科HP
そんな時は吸引中に鼻を横に引っ張って下鼻甲介の位置をズラすのが効果的です。
上図は鼻を正面から見たときの図解ですが、閉塞していた気道が鼻を横に引っ張ることで開けるため閉塞部の奥にある鼻水を根こそぎ吸引することができます。
裏技④チューブを直接摘んで吸引力をアップさせる
メルシーポットには吸引力を増強させる「ベビちゃんクリップ」があります。
粘っこい鼻水はベビちゃんクリップを使用して吸引力を強めなければ根こそぎ取り切ることはできません。
とはいえ、このベビちゃんクリップは非常に使いづらい1面があります。
そんな時は持っているチューブを直接潰してやればベビちゃんクリップ使用時と同様に吸引力をアップさせることができます。
わざわざベビちゃんクリップを使用する必要はありません。
まとめ:鼻水を根こそぎ吸引して赤ちゃんに安眠を!
今回の記事のポイントをまとめます。
子供が夜に咳き込んでしまう場合は、粘り気が強い鼻水が喉に垂れ込んでいる可能性があります。
- そんな時はメルシーポットを使って鼻水を根こそぎ吸引することが有効です。
- 根こそぎ吸引するための裏技は以下の4つです。
- 背後から羽交い締め、頭部はやや後屈させる
- ノズルを鼻の中に入れ吸引しながら吸引口の角度(向き)を360°回転させる
- 鼻粘膜が腫れて閉塞しているなら鼻を横に広げて空気の通り道を作る
- チューブを直接摘んで吸引力をアップさせる
赤ちゃんが夜中に何度も咳き込んで起きると、親も子供も寝不足でしんどいです。
みんなで朝までぐっすり安眠できるように、就寝前にメルシーポットで可能な限り鼻水を取り除くようにしましょう。
尚、今回の裏技は生後1ヶ月未満の新生児にも使えます。詳細はこちらの記事をご参照ください。
というわけで今回は以上です。
最後までお読みいただきありがとうございました!
それでは!